新台入替は狙う価値はある?初日や他の台が勝てるかを分析! - パチンコ負け組養分からの卒業!

新台導入は長い間、パチンコ店における最も勝てるイベントとされてきました。 そこで今回は以下について考えてみましょう。 ①新台導入日は本当に勝てるのか? ②初日は特に出玉が多いのか? ③新しく設置された新台は特に狙うべきか? そして… ④新台はどの位置に座るべきか? ⑤新台の角台が出やすいというのは事実か? ⑥新台以外の他の台も出るのか? これらについて、私の経験をもとに詳しく解説します。 ※パチンコは満18歳になってから! 【先に結論】 ①新台導入日は勝ちやすい日と言える。 ②導入初日は出やすい。 ③設置された新台全てが狙い目ではない。 ④導入初日には新台の座る位置は関係ない。 ⑤新台の角…

パチンコは満18歳になってから!

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まず、パチンコ店の新台導入についてですが、このイベントは積極的に狙ってよいでしょう。

グランドオープンやリニューアルオープンほどではありませんが、新台導入時は通常よりも出玉を多くしますので勝ちやすいと言えます。

新台導入では全台で出玉を増やすわけではありませんが、新台導入というイベント自体は信用できるものです。

昔から「新台導入は出玉が多い」という客の期待があるため、ある程度は期待に応えなければ店の信頼が失われるからです。

実際、私が店長をしていた時の新台導入では、パチンコもスロットも全台の調整を甘くしていました。

しかし、全ての台を均等に出すわけではありません。

主にメイン機種を中心に出玉を多くする一方で、稼働が低下している機種は限定的に出します。

ただし新台導入で、意図的に回収を増やすということはありませんでした。

誤解のないように言いますが、新台導入は店全体としての平均出玉を増やすという意味です。

先に述べた通り、個別の機種や台によっては調整に差があるため、選択する台が重要です。

※新台導入時の台選びについては、この記事の後半で説明しています。

入替前日までに回収する

「新台入替の前日には出さない」とよく言われますね。

これは事実です。

新台入替でたくさん出さなければならないため、入替前日までに出玉を抑えて回収するからです。

出玉を増やすためにはどこかで回収し、その回収した資金を再還元する必要があります。

「え?パチンコ店に出玉を増やす日なんてあるの?」と思うかもしれません。

考えてみてください。

もし、入替前日や入替当日に限らず、常に出さずに回収ばかりしていたら、店の稼働は激減し、結局は店の存続が危ぶまれます。

設定は低く、釘の回転も悪い…こんな状態の店にあなたは足を運びたいですか?

もし、回収ばかりで客が来るのなら、それほど楽な商売はありません。

毎日、大もうけが約束されるわけです。

しかし、実際にはそうはいきません。

ある程度は出玉を増やして客に還元しなければ、お客さんの足は遠のきます。

だから店としては出玉を抑えつつも、利益を確保するために、時には出玉を増やすことも重要です。

このように新台入替は、出玉を増やす「還元の日」と考えることができます。

新台入替日は高割設定で勝ちやすい

新台入替の日は、ホールの設定が一般的に高割で行われ、お客さんにとっては勝ちやすい状況になります。

ここで「割数」というのは、ホールの出玉の設定を指し、日ごとに異なる設定が施されています。

例えば、あるパチンコホールでパチンコは30玉交換、スロットは6枚交換とすると、その損益分岐点は約12割とされます。

ここで言う「12割」とは、ホールが赤字にならないように維持しなければならない最低限の割数です。

損益分岐点を超える割数で運営するとホールは赤字となり、それ以下なら利益が出る構造です。

普段の営業では約10割の割数で、利益を得る設計になっていることが多いです。

しかし、新台入替日など特定のイベントでは、この割数を上回る設定にすることも少なくありません。

なぜなら、新台入替はお客さんにとって魅力的なイベントであり、多くの人を引き寄せるためには出玉を増やす必要があるからです。

具体的にはイベント日には、12割やそれ以上の割数で運営されることがあります。

これは、その日限りで大きく出玉を還元し、お客さんに満足してもらうための戦略です。

もちろん、毎日このような高割で運営するわけにはいかないため、日々の運営は利益を確保するための割数調整が必要です。

特に平日は稼働が少ないため、割数を少し高めに設定して店の雰囲気を保つことが重要です。

このように新台入替日は特別な日として、高割設定でお客さんに有利な条件をすることが多いのです。

この戦略によりホールはお客さんを引きつけ、新台やイベントの成功を目指します。

もし、比較をスロットの設定に例えるならば、こんな感じです。

あなたは、

「毎日、全台が設定オール3のホール」

「毎日、設定1もあれば6もあるホール」

のどちらで遊びたいでしょうか?

毎日同じ設定では退屈しやすく、また挑戦の楽しみも少なくなります。

反対に設定1から6までの変動があるホールでは、その日の運次第で大きな勝ちを期待できるわけです。

店長の腕の見せどころは、いつどの程度出玉を出し、いつどの程度を回収するか、そのバランスをどう取るかにあります。

これを踏まえると、新台入替の日は「割数が高く設定される出す日」と位置づけられます。

これは、新台を導入することで顧客の期待に応え、その日限りでも高い出玉を演出するためです。

従って、新台入替日は他の通常日と比較して特に狙い目となり、勝ちやすい状況が生まれるのです。

たとえば、「新台入替で12割を目指すため、入替前日には9割で回収」とメリハリのある出玉計画がされることがあります。

そうすることで、入替当日は前日に比べて出玉が多く、遊ぶ側にとってはより魅力的な日となります。

※再度強調しますが、ここで言う「日」という単位で考えてください。

すべての台に均等な条件が適用されるわけではありません。

また、紹介する割数はあくまでイメージのためのものであり、具体的な数値に関するクレームは受け付けかねます(笑)。

新台入替でも出ない店もある

「え?でも、私の行きつけの店では、新台入替日でも全然出てないよ?」という疑問があるかもしれません。

確かに新台入替日は一般的に勝ちやすいとされますが、これは「その店にとっての勝ちやすい日」であると解釈する必要があります。

例として「30玉・6枚交換・損益分岐点が12割」の二つの店を比較してみましょう。

一つは評判の悪いボッタクリ店で、通常は8割で運営していますが、新台入替日には9割まで割を上げます。

もう一つの優良店では、通常10割で運営しており、新台入替日には12割まで割を上げます。

この比較からも明らかなように、どちらの店も新台入替の日は通常日に比べて割を上げています。

しかし、ボッタクリ店の新台導入日の9割は、優良店の通常営業の10割よりも低いです。

これが「新台入替日でも出ない店」の正体です。

この現象は、同じグループのチェーン店内でも見られます。

要するに、どの店を選ぶかが非常に重要であり、ボッタクリ店では新台入替日だとしても、出玉のレベルが低いままとなってしまうことがあります。

これが、そのような店が「ボッタクリ」と呼ばれる原因で、客足が遠のく一因となっています。

回収をしていないために出すことができず、新台入替で出さないためにさらに信用を失い、結果的に客が離れてさらに回収が難しくなるという、悪循環に陥ります。

結局、パチンコ店は適切に回収して還元するバランスが求められます。

出すことができない店は、徐々に稼働率が低下し、それがさらなる回収の困難さを招くのです。

「新台入替だけど、全然出ていない…」という場合は、もしかしたら店選び自体が誤っているのかもしれません。

その店は一応努力してはいますが、一般的な水準と比べると不十分なのが現実です。

ちなみに私が以前、勤めていた4パチのホールでは、45玉交換で損益分岐点が18割で、目標割数が11割だったことがあります。

このような超ボッタクリの店も存在するので、新台入替だけでなく、店選びには特に注意が必要です。

新台入替は初日が最も勝ちやすい

新台入替を狙う際に、最も重要な「日」について具体的に説明します。

一般的に、新台の導入初日が一番出玉が多く、勝ちやすい日とされています。

この日を最優先に狙う理由は、初日に多く出してお客の関心を引きつけ、その後の日々で徐々に閉めていくというのが、一般的な調整パターンだからです。

具体的には、導入初日が最も出玉率が高く、次第に2日目、3日目と出玉率が減少し、通常の調整に戻ります。

特に週末にかけては回収調整に切り替わるため、導入初日の出玉率が非常に重要です。

また、導入初日に大きく勝つと、お客さんの心理としてはその店に再び訪れる動機が強まります。

逆に初日に出玉が少なく負けてしまうと、その後の足が遠のく原因にもなります。

したがってパチンコ店としては、初日には特に力を入れて出玉を増やすことが求められます。

機種や台によっては、2日目も初日と同様か、あるいは更に出玉率を高める設定にしている場合もあります。

しかし全体的には、初日が最も勝ちやすいと言えるでしょう。

この後、徐々に設定や釘を通常状態に戻していくため、導入初日を逃すと次第に勝ちづらくなるのです。

新台入替の立ち回りと台選び

新台入替の「日」について理解したところで、次は「新台や新台以外では、どの台を選ぶべきか?」という疑問に答えます。

新台入替では、全ての台が一律に良い条件で設定されるわけではありません。

したがって、どの機種や台を選ぶかが重要になります。

新台入替の際には、特に今注目されている機種や、その店の看板機種を優先的に選ぶのが一般的です。

これらは導入初日に最も力を入れることが多く、大きな出玉を期待できる可能性が高いです。

また、ホールのレイアウトや以前のデータも参考にしながら、どの台が出やすいかを見極めることが大切です。

具体的な機種選びや台の位置など、さらに詳細な戦略は、個々のホールやその日の条件にも依存します。

これらを踏まえ、自分の経験や直感、そして店舗の傾向を考慮して台を選ぶことが、勝利につながる鍵となるでしょう。

不人気の新台は初日から回収

かつては「新台入替の際は、とりあえず新台を打てば勝てる」という考え方が一般的でした。

私自身も、新台のパチンコは釘が開いているし、スロットの新台では設定6が用意され、全体的に高設定でスタートするのが普通でした。

しかし、現在は状況が変わっています。

新台でも、導入初日から回収を行うことが珍しくないのです。

これにはいくつかの理由がありますが、主に規制の強化が影響しています。

この規制により台自体の魅力が低下し、顧客が早く飽きる傾向にあります。

加えて、新台のコストが増加しており、以前は1台あたり20万円から30万円であったものが、現在では40万円から50万円程度となっています。

たとえば、10台導入で500万円、20台であれば1,000万円もの出費となり、これが短期間でオワコンになると、店にとってコストが非常に悪くなります。

場合によっては、新台が午前中で通路になるほどの不人気に終わることもあります。

このような背景から、ホール側はコストの早期回収に注力する傾向にあります。

稼働が落ちる前に、せめて機械代だけでも回収するために、新台導入時から出さない方針を取ることも少なくないのです。

一方で、エヴァンゲリオンやリゼロ、海物語といった人気シリーズの機種は、導入時から長期にわたって稼働が期待できるため、ホールも出玉を多くすることが可能です。

これが先ほどの「看板機種や人気機種を狙え」の理由です。

新台を選ぶ際には、その台がどのような評価を受けているか?を見極めることが重要です。

不人気の新台に手を出すと、初日からの回収に遭遇するリスクが高くなるため、慎重な選択が求められます。

「新台だから出る」は過去の話

私が経験したことからお話しします。

近隣のライバル店が話題の新台を導入したものの、午前中には既に空き台が出るほどの不人気でした。

そのため、私たちの店では急遽予定を変更し、初日から機械代の早期回収を目指すことにしました。

このような情報はライバル店だけでなく、同じチェーンの他の店舗の店長からも共有されます。

地域性や顧客層の違いがあるとはいえ、ライバル店で初日から空き台が出る新台が自店でフル稼働するとは考えにくいです。

このような状況を目の当たりにすると、「やはり出さない方が良いか…」と考え、初日から回収モードに切り替えることがあります。

また、自店で導入した新台が初日にイマイチな反応だった場合、2日目にはすでに見切りをつけることもあります。

たとえ初日にしっかり出しても、期待された稼働が見られない場合、それは単に台が面白くないからかもしれません。

このような状況は、午前中から空き台が目立ち、「もしかしたらこれは長く持たないかもしれない」と考えるようになります。

さらには、新台の導入前には試し打ちを行いますが、自分自身が打ってみて「これはつまらない、おそらくすぐに飽きられるだろう」と感じると、予定よりも釘を閉めて初日を迎えることもあります。

現在のパチンコ台は似たようなものが多く、面白くないと感じられる台はすぐに顧客に見放されがちです。

そのため新台であっても、初日から出さない選択をすることは珍しくないのです。

「新台だから出る」という考えは、今となっては過去の話と言えるでしょう。

最速導入の新台には気を付ける

「先行導入!」や「地域最速導入!」と銘打って、発売日当日に市場に出る新機種は特に注目されます。

これらの新台はすぐに遊びたくなるものですが、慎重に考えることをお勧めします。

なぜなら、他に競争相手がいない場合、ホールは出さなくても客が来るため、積極的に出玉を出す必要がないからです。

つまり、その店にしかない新台であれば、話題性だけで客が集まるため、極端な場合、最低限の設定で運営されることもあります。

周辺のライバル店に同機種が導入され始めたときに、出玉を徐々に良くしていく戦略を取るホールもあります。

しかし逆に、先行導入をフルに活かして初期から出玉を多くし、固定客を作るホールも存在します。

新台の物珍しさに飛びつく前に、実際の出玉状況をしっかり観察することが重要です。

中古台の新台は期待薄

「新台入替」と銘打っても、その中身が中古台である場合があります。

これは特に弱小店舗でよく見られる現象で、中古台はコスト削減のために導入されることが多いです。

しかし、これらの台は大型店や旗艦店での稼働が終わり、撤去された機種が多く、チェーン店間で移動されることが一般的です。

この移動には機械代がほとんどかからず、書類代や人件費のみで済むため、非常にコストパフォーマンスが良いとされます。

ただし、大型店で撤去されるということは、その機種の人気が既に下火であることを意味します。

人気があれば撤去する必要がなく、結果的にその台が次の店で客に受けるとは考えにくいです。

中古台として新台入替で導入されても、初日から出玉を多くすることは少なく、早期回収のために出さない場合が多いです。

ただし、発売当初から人気が非常に高く、中古市場でも高額で取引される機種は例外です。

過去の例で言えば、「リゼロ」や「源さん韋駄天」などがそれに該当し、これらの機種は新台として導入できないほどの人気のため、中古台でも導入する価値があるとされます。

中古台として導入される新台を打つ場合は、その機種がどのような評価を受けているかをよく調べてから決めることが大切です。

導入台数が多い新台は期待大

新台の導入台数は、その機種に対するホールの期待値を示しています。

台数が多い場合は、ホールがその機種をメインとして位置づけている証拠です。

最初のうちは固定客を確保するために、比較的甘い設定で運用されることが一般的です。

これは、大量導入した機種に対して初めての客を引きつけ、満足してもらうことが非常に重要であるためです。

早期に遊ばれなくなると、投資した機械代の回収が難しくなってしまうからです。

また、大量導入された機種はライバル店にも導入される可能性が高いため、競争に勝つためにも出玉を多くする必要があります。

このような状況下では、ホールは利益よりも稼働を重視する甘めの調整を行う傾向にあります。

ただし繰り返しになりますが、不人気機種の場合は、早期回収を目指すこともありますので注意が必要です。

導入台数が2〜3台と少ない場合は、その機種への期待が低いか、単に試験的に導入している可能性があります。

これらの台では、初日から高い出玉を期待するのは避けた方が賢明です。

入替初日は設定6の可能性がある

スロットの新台において設定6を狙うなら、導入初日が最も適しています。

一部の設定6は非常に高い機械割を持ち、通常営業では使われにくいため、新台入替の初日に限り導入されることがあります。

これは新台の魅力を最大限に引き出し、来店客にインパクトを与えるためです。

  • 設定6以外の回収台にも客が座るため、全体の割が落ち着く。
  • 設定6が高い出玉を出すことで、店のイメージが良くなり、翌日以降の客足につながる。
  • 設定6からの確定演出などが出れば、「この店は高設定も使う」という信頼が築ける。
  • 店側は「設定6がどのような挙動をするか?」のデータ収集ができる。
  • 新台の解析がまだ出揃っていないため、設定6を入れても客が完全に出し切ることは少ない。

以上の理由から、新台の設定6は導入初日に狙うのが最適と言えます。

その後、日を追うごとにホールは徐々に設定を閉めていく傾向にありますから、初日のチャンスを逃さないようにしましょう。

新台の角台が出やすいとは限らない

多くの客が新台の導入時に「角台は出やすい」と考えがちですが、実際にはそうではありません。

新台の導入初日においては、どの台に座っても同じ条件で遊べると考えて良いでしょう。

角台が特に出やすいという確証はありません。

導入初日は、まだ前日までのデータがないため、ホール側も特定の台に重点を置いた調整を行うことはありません。

私の経験上、パチンコにおいては新台の初日は全台同じ調整をすることが多く、データ収集を重視しています。

スロットも同様に、初日は設定の差をつけることはありますが、どの台にどの設定を配分するかはランダムに近い状態で行われます。

翌日の2日目から、前日のデータを基に各台の調整を始めます。

また、角台が出やすいというのは一般的な誤解であり、実際には新台に限らず角台の出玉率は逆に低い傾向にあります。

パチンコやスロットの業界データを見ても、角台の平均稼働は高いものの、これは心理的な理由から人が座りやすいためであり、出玉率が高いわけではありません。

ホール側は角台に人が座りやすいと分かっているため、出玉を抑える調整をすることもあります。

導入初日は角台でも問題なく遊べますが、導入2日目以降は特に理由がなければ角台を避けるのが賢明かもしれません。

特にスロットの角台は、設定6を入れることが少なく、設定が厳しくなることが一般的です。

各ホールの方針にもよりますが、角台に関しては特に注意が必要です。

新台が「当たりやすい」は先入観

新台入替が行われると、「新台は当たりやすい!」と期待する声がよく聞かれます。

しかし実際には、新台が必ずしも当たりやすいわけではありません。

パチンコもスロットも、機種が新しくなったとしても、基本的な大当たりの確率やその他のスペックは変わらないからです。

変わるのは(違いがあるのは)、釘の調整やスロットの設定のみ。

そのため、新台でも初日に釘が厳しく調整されていたり、設定が低ければ、それほど出玉を期待できない可能性があります。

しかし、多くの客は「新台」と聞くだけで、大当たりや大連チャンが期待できると思い込みがちです。

これは過去に新台が全台開け調整でフル稼働し、それによって出玉が良かった時代の名残です。

しかし、現在では「新台は初日から回収モード」というイメージが強いため、新台だからといって無条件に期待するのは避けるべきです。

新台以外のその他の台は出るのか?

新台に焦点を当てることが多い中、既存の他の古い台がどのような状況にあるのか?も重要です。

新台が導入されると、自然と注目が新台に移りますが、新台以外の既存台にもチャンスは残っています。

既存台は、新台とのバランスを取るために、時としてより良い設定が入れられることもあります。(人気機種や看板機種など)

新台導入時には、ホールが客の流れを誘導しようとするため、意図的に既存の台に良い設定を入れることがあり、それが出玉の増加につながることも少なくありません。

また、新台の注目度が高い中で既存の台を打つという戦略は、意外と競争が少なく、穴場となることもあります。

新台に集中する他の客から離れ、静かに打てる環境でゆっくり楽しむことができることもあります。

全体として新台も既存台も、ホールの全体的な運営戦略や、その日の設定調整を理解し、それに応じた機種選択と立ち回りが求められます。

新台に対する過度の期待を持たず、冷静に各台の状況を見極めることが、効果的なパチンコ・スロット戦略の鍵となります。

低価貸しやバラエティは期待薄

新台入替の際に、高価貸しのコーナーから低価貸しコーナーへ。

そして減台して、バラエティコーナーに移される機種があります。

これらの台は、一般的に出玉の期待を持つべきではありません。

低価貸しやバラエティへ移される理由は、基本的にはその台の人気や稼働が落ちたからです。

これらの台を移動させる主な目的は、

「1パチ5スロ、1台ぐらいの少数台なら、まだ何とか使えるだろう」

という戦略です。

逆に言えば、4パチ20スロや大量設置では稼働が見込めない機種、と言うことです。

このため、低価貸しやバラエティに移動された台は、基本的に出ることは期待しない方が良いです。

減台された機種は狙わない

バラエティに行かずとも、例えば20台→10台へと減台された機種は、その台の人気や稼働が低下したことの兆候と捉えられます。

新台入替をきっかけに減台される機種は、基本的に狙わない方が賢明です。

なぜなら、その機種の稼働が悪いために減台されるわけで、ホールが積極的に出玉を出す理由がなくなるからです。

メイン機種から外された場合、その機種に割り当てられる出玉も減少し、結果的に勝ちにくくなります。

反対に、稼働が良くてお客さんからの評価が高い台は、ホールも減台することなく、むしろ増台を検討することがあります。

台が減台された背景を理解することで、その台が今後狙うべきかどうか?の判断材料になります。

全体として減台された台は、出玉の期待を控えめにするのが妥当と言えるでしょう。

移動しただけの人気機種は狙い目

新台入替をきっかけに、減台せずに店内で場所移動しただけの人気機種は、しばしば狙い目があります。

たとえばジャグラー10台が、別のシマにそのまま移動されるケースなどです。

このような移動が行われる背景には、ホール運営の戦略が大きく影響しています。

「どの機種をどこに設置するか」という決定は、見た目の印象だけでなく、客の動線を考える上でも非常に重要です。

例えば、入口近くに人気機種を配置するとホール全体の活気が出ますが、一方で人気機種をホールの奥に配置して客を店内奥に誘導するという戦略もあります。

さらに機種の種類によって、配置する場所を変えることもあります。

一例として、ジャグラーとハナハナは同じAタイプであるため並べることが推奨されることもありますし、沖スロなど他のタイプとは離して配置することもあります。

また、スロットの人気機種をパチンコ島の隣に置くと稼働に影響が出るため、離して配置することも検討されます。

店内移動があった人気機種は、新たな場所で注目されなくなると困るため、イメージを良くするために出玉を出す可能性があります。

そのため新台入替の際には、移動しただけの人気機種も適切に評価し、選択肢に入れると良いでしょう。

私が言いたいことを繰り返しますが、何らかの理由で減台せずに移動した人気機種は、新台入替の日に出すことがあるので狙ってみては?ということです。

実は移動したことがキッカケで、稼働が悪くなることがあります。

これを防ぐために、入替初日(移動初日)は甘く調整することがあるからです。

「ジャグラーって、ここに移動してから出なくなったよね…」

こんな風に思ったことありませんか?

店長としては、店全体の配置上から考えてそこに移動したわけで、割数自体は移動前と同じです。

でも、なぜかお客さんには「出なくなった」と思われることがあります。

これはそう感じるだけの単なるイメージですが、お客さんが「出なくなった」と感じてしまうのは問題。

こうならないためにも人気機種を移動させた場合は、むしろ移動したことに良いイメージを持ってもらうために、調整を甘くして出すわけです。

この機種配置も、店長のウデの見せ所のひとつになります。

撤去予定の機種は入替初日でも出ない

すでに撤去が決まっている機種については、新台入替初日であってもホールが出玉を出すことはありません。

これは撤去予定の台に、割数を割(さ)くことは「ムダ玉」と見なされるためです。

常連客やそのホールに詳しい人なら、どの台が近いうちに撤去されるかを予想することができるでしょう。

急に出なくなったり、イベントが行われなくなったり、明らかに稼働が減少している機種は、新台入替でも打つべきではないと判断するべきです。

新台以外ならジャグラーや海系

新台入替初日にどの台を選べば良いのか?という疑問に対して、新台が期待できる場合は当然、その新台を狙うべきです。

しかし、新台の中に魅力的な機種がない場合は、ジャグラーや絆2、人気のスマスロ機種、エヴァ、リゼロ、海物語シリーズなど、ホールの看板機種に注目してみると良いでしょう。

これらの機種は、ホールが長期間にわたって運用を考えているため、基本的に割数は高めに設定されているからです。

新台入替時にこれらの機種が出されるのは、以降の稼働につながるためであり、「ムダ玉」とはなりません。

ジャグラーや海物語シリーズは、現在でも多くのホールで主力として設置されており、老若男女問わず常連客を引きつけやすいです。

そのため、新台入替時にはこれらの機種が、特に良いパフォーマンスを見せることが多いのです。

もし、新台入替で何を打つか迷った場合、勝ちやすいとされるジャグラーや海系を選ぶことをおすすめします。

これらは安定した人気を保ち、新台入替の際にも良い条件で調整されることが多いため、お客にとっては有利な選択となります。

まとめ:店選びや台選びがかなり重要!

昔は新台入替がパチンコ店の一大イベントとされ、「初日は全台がオススメで出る!」というノリで、多くの客が店に足を運んでいました。

しかし、そのような時代は過去の話です。

現在では、新台が導入されたとしても、初日から積極的に回収を行うことが一般的です。

それでも新台入替の「日」自体が、他の通常日と比べて勝ちやすい可能性は残っています。

ただし、新台日に何でもかんでも手当たり次第に打つのではなく、ホールの意図をしっかりと理解し、適切な機種選びをすることが重要です。

また、ホールがいわゆるボッタクリ店の場合は、新台入替初日であっても出玉を期待するのは難しいでしょう。

ボッタクリ店では、入替初日だけでなく通常営業でも、新旧の機種問わず回収モードが基本です。

そして例え優良店であっても、すべての台が客に有利に設定されているわけではありません。

数百台ある中で、本当に勝てる台はほんの一握りかもしれません。

新台は一般的に狙い目とされがちですが、その前にどの店でどの台を選ぶか?が非常に重要です。

この記事で説明した点をぜひ参考にして、賢くパチンコやスロットを楽しんでください。

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